出産が近づいてきたら用意するのが、陣痛バッグと産院バッグ。
特に初めての出産では何が必要か全く分からず、とりあえず日本語で検索する方も多いのではないのでしょうか?
日本とノルウェー、国が違えば、出産時に持ち込むべき荷物もかなり違ってきます。今回はノルウェーでの出産で持っていく陣痛バッグ・入院バッグの中身をご紹介したいと思います♪
誰かの参考になれば嬉しいです!
目次
陣痛バッグ・入院バッグってノルウェー語でなんていうの?
「陣痛バッグ」とは、陣痛がきたときや破水したときなど、病院まで自分ひとりで持参できるバッグのこと。出産に向けて必要最低限のものを入れておきます。
一方、「入院バッグ」は、産後から退院までの入院生活で必要になるものを入れておくバッグ。
日本ではこのように2つに分けることが一般的ですが、ノルウェーではひとまとめに、「Sykehusbagen(英:Hospital bag/病院バッグ)」や「Fødselbagen(英:Birth bag/出産バッグ)」と言います。
そもそもそういった名前もあまり浸透しておらず、「Pakkeliste til fødsel (出産のためのパッキングリスト)」と検索すると、色々なウェブサイトがヒットしますので、参考にしてみてくださいね!
陣痛バッグの中身リスト
- Helsekort for gravide (ノルウェー版母子手帳)
- Blodtypepapirer (血液型がわかる紙)
- スマホの充電器
- ストロー付き水筒
- マスク、ティッシュ、リップクリーム、ヘアゴム
- アロマオイル
- BANK ID
わたしが詰めたのはこれらですが、本当に最低限であれば、Helsekort for gravide (ノルウェー版母子手帳)とBlodtypepapirer (血液型がわかる紙)のみで大丈夫です!
スマホ充電器:病院についてからお産までどれくらいかかるかは未知。無痛分娩を希望している場合、麻酔が効いている状態で子宮口が開くまで待っている間、数時間ただただ暇な時間があったりします。万が一スマホの充電が切れてしまうと面倒なので、スマホの充電器は忍ばせておくことをおすすめします!
水筒:また、日本ではペットボトルにつけるストローを持参するのが主流ですが、ノルウェーではペットボトル用ストローは入週困難。
しかし、ノルウェーではそもそも大人用のストロー付きの水筒もどこでも手に入るので、わざわざ日本から送ってもらうより、ストロー付きの水筒を一つ持っておくと便利です。わたしはお腹が大きい妊娠中から、体がしんどかった産後まで、起き上がらなくても水分補給ができるこの水筒を大変重宝しました✨
Bank ID:これは、一人目出産時、なる早で娘のパスポートを取得し日本に帰国するため、産後直後に手続きをするために持っていたのが記憶にあるので、念の為入れました。Bank ID på Mobil が使える方はもちろん、普通はなくて困ることは無いと思います!
産院バッグの中身
For Mamma/ママのためのもの
- 羽織物 1枚
- パジャマ下 1枚
- 暖かい靴下 1足
- 洗顔用タオル
- 洗面用具(シャンプー・リンス・コンタクト用品・メガネ・歯ブラシ・ボディークリーム…etc)
- 入院中に食べたいお菓子やインスタントの味噌汁
- 室内履き(濡れてもOKなものが好ましい)
ママのためのもので個人的に絶対に必要だと思うのは、コンタクト用品・メガネ・歯ブラシのみ。その他はあると便利程度です。
そもそもノルウェーでは入院が2、3日と日本より短く、経産婦となると翌日退院の場合も。そのため、最低限持っていき、その後必要性を感じたものは後から旦那さんに持ってきてもらうスタイルで十分かと思います。
パジャマ(上):日本では「前開きパジャマ2着」と書いてあることが多いですが、前開きパジャマは病院で借りれます。産後の出血等で汚れたりすれば何度でも取り替えてくれるので、特別なこだわりが無い限り自分のものを持っていく必要はありません。
パジャマ(下):ただ、長めのワンピースのような丈なので、食堂へ行く時などズボンは一着持参することをおすすめします!羽織物や暖かい靴下も、夜など部屋が冷えることもあるのであると便利です。
授乳用ブラ、退院時の服:わたしは荷物が多いのが面倒なので、とりあえず出産時に着ていたもので代用する予定で詰めませんでした。(病院についたらすぐ着替えるのであまり汚れてないであろうという前提。また親戚がいない我が家は退院時、旦那と娘とともに車で家に直帰予定なので、特別着飾る必要もなく…適当です😂)
入院が長引いたり、出産時の服が汚れていたりした場合は、旦那さんに持ってきてもらえば良いのです。。。
おやつ:入院中、支給される入院食はノルウェー式。日本が恋しくなること間違いなしなので、わたしはNeo Tokyoで調達した日本のお菓子と、友人から貰ったインスタントの味噌汁を詰めました。
中身一覧の写真に入れ忘れました、スリッパ!
入院中、いちいち靴を履くのは面倒なのでスリッパがあると便利です!ただ他の人は土足だったり、トイレとシャワーが一緒になっていて床が濡れていることもあるので、家用の柔らかいスリッパ等よりクロックスのようなしっかりしたものがおすすめ。
For Baby/赤ちゃんのためのもの
- 日本の長肌着(綿)3枚
- ウール一式(肌着、ズボン、帽子、手袋、靴下)
- 上着 1着
赤ちゃんのものは基本的に病院にあるものを使いたい放題なのであまり用意する必要はありませんが、どうやらノルウェーではウールを一式持っていくのが常識のようです。
一人目出産時はウールの肌着等は持ってなくて持参もせず、特に指摘もされなかったのですが、他のママの話を聞くと、ウールじゃないとダメと言われた友人が多数。
今回は頂き物やお下がりで新生児サイズのウールの肌着・手袋等が手に入ったので、一式持参。
前開きではないため脱ぎ着せしにくいので、退院時に何か言われれば使う程度で、入院中は日本の肌着を使用予定です。オムツ替えもしやすいので😂
ママ用:前開きパジャマ(上)、産後用のナプキン、悪露用おむつ、タオル
赤ちゃん用:おむつ、おしり拭き、
陣痛・産院バッグ:まとめ
出産時に必要になるものを入れる陣痛バッグと、入院生活の必要品をいれる入院バッグ。
出産時、旦那に立ち会ってもらうため娘(2歳)を友人宅に預けるので、この2つのバッグの他に、娘を預けるためのバッグ(娘の着替えや食事セット、おむつ等)を入れたバッグも一緒に用意しておきました。
赤ちゃんに必要なものや産褥グッズは基本的に病院に全て揃っているので、日本の準備リストに比べるとかなり荷物が少なく済みありがたいですね!
心細い異国での出産。誰かの参考になれば幸いです。
皆さんの出産がうまくいきますように祈願しております✨
Nina
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