07.11更新【新型コロナ】ノルウェー現状

ブログの更新が止まっていた理由

1歳の誕生日について書いた4月30日以来、1ヶ月もの間、ブログの更新が止まっていました。

いつも投稿を楽しみにしてくれている方や
心配のメッセージをくれた方々…
ありがとうございます。

日本にいると色々やることが多くてブログを書く時間が取れない、とか

例の“あつ森”にハマりすぎてて、そっちを優先しがち、とか

色々理由はあるものの、それらに打ち勝っていざパソコンに向かっても手が進まず…

1ヶ月もの間更新出来なかったのは、理由がありました。


2020年5月1日

大好きな祖父が天国へ旅立ちました。

91歳。

大往生でした。


祖父のことを書くかは迷ったけど、書かないで次に進もうとすれば手が進まず、やはり祖父のことを書こうと書きはじめては文章がまとまらず…。

とても個人的な話で、誰かに読んでほしくて書くわけではない記事だけど、自分の気持ち的に書かずには次の記事がかけないので、やはり書きます。

ノルウェー生活とは無関係なので、興味のない方は読み飛ばしてください。。


5月1日、祖父が旅立ちました。

12歳まで一緒に暮らし、その後も家同士は歩いて数分の距離。

いつも近くにいて、ふと立ち寄るといつもそこにいた祖父。

誰よりも利他主義で、

いつも優しくて、穏やかで、

物知りな祖父でした。

抱かれてる赤ちゃんは、私じゃなくて兄

小さい時、頭が痛いというと、大きな手で優しくマッサージをしてくれた。

同じゲームがやりたくて父のパソコン1台を取り合いしていたわたしたち孫のために、自分のパソコンにもゲームを入れてくれた。(ママの目が届かないおじいちゃんのパソコンでは、何時間やっててもおじいちゃんに注意されることはなかったなぁ。)

私達が引っ越してからは、連絡もせず突然「おじいちゃーん、いるー?」とズカズカ会いに行っていた。そこにはいつも優しく微笑む祖父がいて、いつも「食べるか?」って全国各地から取り寄せた美味しいものを出してくれた。

美味しいものにとことんこだわる、グルメなおじいちゃんだった。

おじいちゃんのことを考えて、思い出すのは、

優しい微笑み、

優しくて大きな手、

美味しいお料理。


ここ数年、何度か体調が悪くなり、入院や手術も乗り越えながら、何度も回復して・・・

幾度も命を救われていた祖父。

わたしが妊娠中も入院して一時はどうなるかと思ったけれど、無事ひ孫の咲良に会わせることも出来て。

はじめて咲良に会った時。生後1ヶ月半。

普段わたしはノルウェーにいて会えない。だから、日本に帰国している間はなるべく会いに行くように心がけていた。

夏の帰国時 生後4ヶ月

今年に入ってからは、「今日おじいちゃんに会いに行ってきたよ」と家族に報告するたびに、母は「これが最後かもしれないね。」と言っていました。

確かに、いつ最後でもおかしくはないのかもしれない。

でも多分、また会えるよね。

根拠はないけど、毎回そう思ってた…。

これがおじいちゃんと撮った最後の写真になった。


4月下旬に体調が悪くなり、入院。

昨今のコロナの影響で、院内感染の恐れがあるため孫は面会・お見舞いは行けず、5月1日。

最期は、駆けつけたおばあちゃんや5人の息子に見守られ、静かに旅立った。

家で待機していた私達は、娘&甥っ子が騒いでいる中の連絡。妹と数分間だけ育児を忘れ、何も分からない子どもたちを心配させないように、静かに泣いた。

◇ ◇ ◇

お葬式までの約1週間は、5人の息子とその家族、孫たち…家族全員がGW休暇中

昔のように家族みんなが毎日おじいちゃんちに集まり、昔の写真やビデオを見返したり、荷物を整理したり。来る日も来る日も、おじいちゃんとの思い出話。

おばあちゃんとの間に、5人の息子を授かり、育てたおじいちゃん。

5人の男の子…さぞ大変だっただろうと想像するけど、実際は、5人ともおじいちゃんに怒られた記憶がないそう。

…そんな事可能なんだろうか。と思うけど、確かにわたしたち孫も、怒られたことは一度もない。

この1週間で、おじいちゃんの今まで知らなかった一面がたくさんあると知った。今更ながら知れば知るほど、もっと知りたくて、直接聞いてみたいことがどんどん出てきて、また会いたくて仕方がなくて辛かった。

そもそも、わたしはコロナの影響で、4月ノルウェーに帰国できず日本にいた。だからおじいちゃんを見送ることが出来る。

コロナの影響で、離れて暮らす家族も含めて、誰もGWに予定をいれてなかった。

誤解を恐れずに言ってしまうと、コロナのお陰で、家族全員がゆっくりと、おじいちゃんの旅立ちに向き合うことが出来た。


お葬式の日。

久しぶりに会ったおじいちゃんは、動かなかった。でも、とても綺麗だった。変わらずに穏やかで安らかに眠っていた。

最後に頬を触ると、とっても冷たくて。改めてもう会えないことを痛感して、心が苦しくなった。

けど、それよりも……

最期にこうしてもう一度顔を合わせられて、立ち会えて、見送ることが出来たことが嬉しかった。涙で文字がぐちゃぐちゃになった手紙を添えて。

お葬式では、1週間の間に掘り起こしてまとめたスライドショーを流した。「さよなら大好きな人」をBGMに流れる懐かしい写真とともに、おじいちゃんとの思い出が蘇り、声が詰まった。

他の家族も皆、もう二度とおじいちゃんと会えないことは悲しかったはず。

でも、大号泣で見送った後は、おじいちゃんは本当に素敵な人だったね、と笑顔を交わしていた。

お葬式では、おじいちゃんのお陰で、コロナの影響で会い行けてなかったホームに住んでるおばあちゃんとも、これを機に会うことが出来た。おじいちゃん、ありがとう。

文化や信仰、宗教によって、見送り方には色々な方法があるけれど、どんな方法であれ、きちんと見送るということが、見送られる人にとっても、残された人にとっても大事なことなのかもしれない。

本当に、このタイミングで日本にいれて良かったなぁ。。。


と…

いうことがあったことを、飛ばしてブログを書くことが出来ず、でもなかなかこの内容を書くのも手が進まず、ブログの更新が止まっていました。

知る人ぞ知る、私はファザコン…自分の父を全力で尊敬しています。誰よりも利他主義で、いつも優しくて、穏やかで、物知りな父。わたしも父のような人になりたいと、日々目標にしています。

ただ、今回の事でようやく、それはすべて、祖父が持っていたものだと気づきました。

祖父の精神は、父が受け継いでいる。父の中で祖父は生き続けている。

そしてわたしも受け継いでいく。わたしの中でも、祖父は生き続ける。

命が絶えようとも、祖父の教えや人としての在り方、家族との思い出は、誰にも奪われることなく、残された人の中でずっと生き続ける。

自分も同じように、消えないなにかを遺せるかな。

大好きなおじいちゃんとともに、自分の人生を精一杯生きよう。

そして家族との時間を、これまで以上に大切にしよう。

大好きなおじいちゃん

たくさんの優しさをありがとう。

Nina


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